2021年2月の相場展望
過去のデータでは、1月末に全銘柄を購入し、25日経過後に売却した場合の検証では、
勝率51.42%、平均損益+0.88%となっています。
勝率が5割を上回り、平均損益もプラスです。
以上の結果から、2月は、上がりやすい傾向があると判断できるでしょう。
2月は新年相場の流れを引き継ぎ、好調な展開となりやすい月と言えます。
新型コロナウィルスの影響は、依然残っているものの、株式市場は徐々にそれを織り込み始めており、株価に与える影響は徐々に小さくなっています。
1月の株式市場も、国内の感染者数は増加傾向にあったものの、上昇傾向が続きました。
今後、投資家の焦点になるのは、アフターコロナの業績推移です。
3月決算企業の第3四半期決算が2月初旬に発表が本格化することで、その内容が注目される可能性が高いでしょう。
個別企業の決算内容で株価が大きく変動する可能性が高く、株価が乱高下しやすいことには注意が必要でしょう。
ただし、システムトレーダーにとって利益の源泉となるのは、株式市場の大きな変動です。
大きく株価が動くタイミングほど、さまざまな戦略でシグナルが発生し、利益が期待できます。
2月の株式市場は例年以上に決算内容が重視される可能性が高く、2月初旬は絶好のトレードチャンスとなる期待が持てるでしょう。